練馬アカペラコンテストに行ってきた
2/6に開催された練馬区のアカペラコンテストに行ってきました。
初めてアマチュアのアカペラのライブ的なもを聞いてみたのですが、とても楽しかったです。教えてくださったとても@tackoneさんには感謝です。また、@watakumiさんや@toriuzuraさんにお会いできたので良かったです。@toriuzuraさんお疲れ様でした!!素直な声が良かったです。
参加された団体名と分かる範囲での曲目は以下の通りです。(敬称略、曲名は漏れや間違いあるかもしれません。ご容赦ください。曲名のメモをしてくれた妻に感謝!)
○MERRELL
・Rain drops keep falling on my head (TRY-TONE)
・September
○Wiz (準グランプリ)
・White Christmas (TRY-TONE)
・The Christmas Song (Vox One)
・You raise me up (TRY-TONE)
○ピノキオ(グランプリ)
・童謡メドレー「この道-赤とんぼ-もみじ-雪」
・How high the moon
・Spain
○Siestα
・Moon River
・(曲名わかりませんでした……)
・未来予想図II
○あぽろーぐ
・(Smooth Aceの曲?)
・逢いたいね(Smooth Ace)
・無敵(Smooth Ace)
○ASTERISK
・Poison Tree ( Rajaton )
・The Wishing tree (The King’s Singers)
・Butterfly ( Rajaton )
○むらさきのうえ♪
・南風(レミオロメン)
・奏(スキマスイッチ)
・Distance(オリジナル)
○aquamirage
・Scarborough Fair(オリジナルアレンジ)
・Middle of the River
・The Voice(Celtic Woman)
○Potion(審査員特別賞)
・Prayer For Peace(The Idea of North)
・Fly me to the moon
・(曲名わかりませんでした……)
バラエティに富んだ曲やアレンジを楽しむことが出来ました。圧倒的なステージ作りやノリノリの曲、和音で攻める感じなどなど。特に、皆さん難しい和音やリズムの曲にバリバリ取り組んでらっしゃる姿が印象的でした。今までの自分の経験してきた歌と、アカペラな方々の取り組んでいるものとの違いみたいなところが少し分かった気がします。発声方法や求められている方向性が少し違うのかなぁと思いました。割とJazzよりな和音でぶつけることが多いためか、マイクにのせたときに映えるからか、直線的な声だなぁ、と。特に、優勝したピノキオ(東大のOBバンド?らしいです)が、優勝記念でもう一曲歌ったThe Real GroupのRun Run Runを聞いてそれを強く実感しました。リードのお二人はガンガンぶつけていくという感じが自分にはまねできない感じがしました。(個人的に、これを聞いて自分でThe Real Groupを歌うのは無理かもなぁと思ってしまいました)ちなみに、ピノキオのベースの人はThe Real Groupの変態(ほめ言葉)Anders J.の、超絶低い&難しいリズムをオリジナルよりもアップテンポで難なくこなされいたので卒倒しそうになりました。彼みたいなベースになるのは楽器の違いなので厳しいですが、一緒に歌える機会があったら幸せだろうなぁと。そして、ピノキオのテノールの人はご自分でアレンジをされているようで、4声へのアレンジも全く問題なく聞けました。また、本戦で歌われていた曲もアレンジが面白かったです。
ただ、全体的に気になったのは和音の難しい曲にいつもチャレンジしているためか、和音がはまる感覚があまり体に染みついてないのかなぁという感じのするところが結構多かった気がします。特に、複雑な和音をぬけて太純な3和音になったときにも崩れたままというのが、なんだかなーという風に思いました。音の勢いはあっても一体感がない感じですね。アーティキュレーションを付けて歌うところが印象に残るというのはよく分かりますが、もっとハーモニーを感じることが出来たら幸せだなぁと思いました。
個人的には、ASTERISKがRajatonにチャレンジしていたのには大きな拍手を送りたいです!(いや、実際にも送っていたのですが)。後ろに座っていた(推定Time Five目当ての)おばさまの「コンサートじゃないんだから」とか「あー、ラテン語の宗教曲歌ってた所ね」(ラテン語なんて歌ってませんでしたよ、英語ですよ)等という声にも負けず応援していました。選曲センスが素敵すぎ!Rajaton大好きな自分でも、まさか日本でRajatonの曲が聴けるとは思っていませんでした。感謝感激。しかも、難しい曲だったんですが、ちゃんと聞けるレベルまで持ってきていたのが素晴らしかったです。もちろん欲を言えば色々言いたいことはありますが(Butterflyは2番以降全パートフォルテになってしまったのは残念!パートごとのメリハリがないとわかりにくい曲になってしまいます……)、アマチュアでこんな水準で演奏できているのはかなり頑張っていると思います。ちなみに、アメリカにはこんなRajaton boyもいます(笑)
結局なんだかんだで、生の声を重ねることをベースに教会で歌うような宗教曲からポップな曲まで幅広く歌える、Rajatonみたいな歌い手になりたいなーという思いが強まりました。
追記:全部俺なRajaton Boyな彼は兄妹で歌っているのですが、新曲をアップロードしていました。しかも今度は720pのHD画質で(笑)